
予防接種
予防接種の必要性

子どもは病気にかかりやすく、その中には、かかると重い症状を引き起こすものもあります。抵抗力の弱い幼少期に、予防接種により免疫を獲得しておくことはとても大切です。
かかりつけ医と相談しながら、計画的にワクチン接種を受けましょう。
接種の際に必要なもの
予防接種を受ける際には下記をお持ちください。
母子健康手帳、医療保険証、予防接種手帳
※市提供の医療券(クーポン)をお持ちの場合はお持ちください。
予防接種の種類
(宇和島市)
定期接種(対象期間(年齢内)であれば無料)
- BCGワクチン
- 不活化ポリオワクチン(IPV単独)
- 日本脳炎ワクチン(1期・2期)
- B型肝炎
- 四種種混合ワクチン(DPTワクチン)
- 五種種混合ワクチン
- HPV(ヒトパピローマウイルス)
- Hib感染症
- 第2期DT(ジフテリア・破傷風)
- 水痘(みずぼうそう)ワクチン
- 小児用肺炎球菌ワクチン
- 麻疹風疹(1期・2期)
- ロタウイルスワクチン
任意接種
- おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン
5,000円 - 帯状疱疹ワクチン(2回の接種が必要です。)
22,000円/回 - インフルエンザワクチン(従来ワクチン)
65歳以上 1,500円(市の補助により)
65歳未満 4,500円
生後6ヶ月以上満12歳までは2回接種
1回目 4,500円
2回目 2,500円 - インフルエンザワクチン(点鼻ワクチン)
(対象は2歳以上満18歳まで/1回接種)
8,000円 - 高齢者肺炎球菌ワクチン
※その他接種をご希望の方は医院までお問い合わせください。
注意事項
接種が受けられない方

- 接種日に発熱(目安:37.5°C以上)している方
- 明らかに重篤な急性疾患になっていることが分かる方
- 今回受けようとしているものと同じ予防接種を過去に受けた際にアナフィラキシーを起こしたことがある方
- 医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方
予防接種後の注意事項
- 予防接種を受けたあと、しばらく(30分程度目安)は急な副反応が起こることがありますので、お子さんの様子を観察しましょう。
- 接種後、しばらくは副反応に注意しましょう。(生ワクチン:4週間、不活化ワクチン:1週間が目安です)
- 健康状態に注意し、高熱、けいれんなどの異常な症状があった場合は、医師の診察を受けてください。
- 当日の入浴は差し支えありませんが、接種したところをこすったりしないように注意してください。
- 接種当日は激しい運動を避け、できるだけ安静にし、翌日も激しい運動をしないようにしましょう。また、発熱などが無ければ、入浴は可能です。
- 生ワクチン接種をしたあとは、抜歯、扁桃腺摘出術、ヘルニア手術等に関して、緊急性のない場合には1か月程度は避けましょう。
- BCG接種をしたあとは、接種したところを日光にあてないで自然に乾くのを待ってから服を着せてください。
- 接種したところをかいたり、こすったりしないで清潔を保てるようにしてください。
- 異なるワクチンの接種を受ける場合、注射生ワクチン間のみ接種してから27日間以上あけ、その他ワクチンに関しては制限がなくなりました。ただし、同一ワクチン接種間隔の制限に関してはは従来どおりとなります。
インフルエンザワクチンについて
当院では、2024年度より注射(針)を用いない点鼻によるワクチンを導入しております。
従来の注射とは、以下のような違いがあります。
- 接種時の痛みがない。
- 12歳以下は通常2回接種が必要ですが点鼻ワクチンは1回の接種で免疫が得られ、従来のワクチンより長期間効果が持続する可能性が高い。
- 接種可能年齢が満2歳~18歳と限られる。
- 生ワクチンのため従来ワクチンと比較して副反応が強めに出る可能性がある。
- まれに(1~2%)ワクチン接種によりインフルエンザに罹患してしまうことがある。
インフルエンザ検査について
当院では、2024年度よりインフルエンザ検査「nodoca」を導入しております。
これまでの検査では鼻腔に抗原採取用のスワブを挿入する必要があり、被験者は苦痛を伴いましたが、「nodoca」は咽頭の画像を撮影して診断するシステムのため、検査時の苦痛が軽減されます。
なお、検査時撮影画像につきましては、検査精度の向上のため、匿名加工の上、データ提供する場合がございます。
「nodoca」プライバシーポリシー
https://publication.data-anonymization.jp/3813910035/information.pdf